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アーカイブス~グループ活動など

5月里山保全活動  《2023年5月11日》

もうすっかり夏を迎えた暑さの中で里山保全活動を行いました。

 

今日の主な取組は新たに開設した“ミカン園”で、東側の密林が午前の陽ざしを遮りますので、間伐して日当たりを良くします。

次に、今年の大型連休中のふれあい広場利用者がとても多く、中でもピザ釜の利用者が大幅に増えました。

そのおかげで“薪”の利用が増え、在庫が殆ど無くなり、集中的に補充することにしました。

 

ミカン園横の雑木伐採は山林の地主さんから「なんぼでも伐ってええよ」と快諾いただいて、畑の法面沿い78本を伐採することにしました。

先ず足元の倒木を玉切りして足場を良くして開始。

チェンソーのエンジン音をうならせながら順調に切り進みます。

お昼前には予定の間伐を終えました。

 

薪割り班は剣道師範の名人と薪割りベテランの2人がかりで割って、数人の束づくりスタッフが専用の金輪に詰め、午前中に56束完成しました。


お昼は、最近メニューに工夫を凝らし、楽しいランチを提供してもらっています。
~今日はどうかなァ~

今回は、新玉ねぎをたっぷり溶け込ませ、牛肉たっぷりのカレーです。

「うまいー!」あまりのおいしさに、しっかりお替りして午後のエネルギーを補充しました。

 夏日の陽ざしで、くたばりかけた体力もすっかり回復し午後の活動に取り組みました。

 

翌日の朝、陽ざしを見るとだいぶん改善されミカン苗達も嬉しそう。

伐採したカナメモチの幹には小鳥の巣穴がありました!!

シジュウカラが利用していたようです。

4月里山保全活動  《2023年4月6日》

永楽桜まつりのイベントを終え、何だか晴れ晴れとした心持で毎月恒例の「里山保全活動」に取り組みました。

 

里山グループでは、429日の『水と緑の和田山ぱーくまつり』で“ヒノキの皮むき”のコーナーを担当しますが、これがすごく人気の催しです。

今日はこのイベントで使うヒノキの丸太伐り出しです。

2mの丸太を20本伐り出しに、野田地区の山林に向かいました。

この山では大阪府が砂防ダムの工事を進めていますが、現地に着くとビックリです。木材を使った大きなダムが2基でき、いつもの様相と大きく変わっています。

木の幹にグレーのテープが巻き付けられたヒノキを目印に、メンバーを3組に分け伐採にかかります。急斜面で足場の確保が難しく、先ず安全第一で取り組みました。

道路側に向かって倒れるようにロープをかけ引き倒すと、掛かり木もなくスムースに伐採できました。2mに玉切りすると、1本のヒノキから34本の丸太が取れました。

お昼前には目標の20本を切り終わり、ふれあい広場に搬送しました。

お楽しみのランチは具だくさんの『豚汁』です。担当メンバーが腕によりをかけお代わり自由の、大なべいっぱい作ってくれました。

毎回のことながら作業で、お腹が減った体には何よりのごちそうです。

午後からは玉切りした丸太を1mのイベント使用サイズに寸断したり、薪割や

前回の里山保全活動での竹炭を窯から出したり、

また炊飯棟と学習棟の踏み板作りなど、それぞれ張り切って頑張りました。

3月里山保全活動《2023年3月9日》

気温が21℃を上回り初夏を思わせる晴天の中23名の会員が参加して、今月も多岐にわたって活動しました。

 【竹炭焼き】

2月の炭焼き&ピザ焼きイベントで窯入れしていた13号窯への火入れです。

早朝5時半に作業開始。燃料の枯れ竹を割って6時に点火しました。

竹はよく燃えます、火炎はすぐに窯を通って煙突から勢いよく煙が立ち上ります。午後5時まで燃やし続ける予定ですが、その間つきっきりで竹を追加し、窯に燃えカスが溜まると掻き出して燃やし続けます。午後4時半ごろに火を止め、窯を密封し翌日に繋ぎました。

【畑のり面の藪整備】

今年から『ミカン園』となる畑から会員の野菜作りの畑に続く東側“のり面”の整備です。やがて本格的な春になると手が付けられない深い藪となります。春前に伐採しようと取り組みましたが、以前切った竹や雑木が堆積して作業が進みません。まずこれを取り除き焼却することにしました。堆積クズを取った後、刈払い機やノコを使って伸び始めた竹や雑木を伐採しました。

【シイタケ菌の植付】

2月の里山保全活動で東谷池の谷筋の倒木から伐り出したコナラのほだ木30本にシイタケ菌を植え付けました。ほだ木は前回と合わせて65本、シイタケ栽培園に寝かせて菌の回りを良くします。うまくいけば今年の年末ごろから生えてくるかも!?

【美味しい~ 特性カレー】

活動の楽しみは何といっても昼食のカレーです。今日は特製の具材が盛りだくさん、ブルーベリー園工事の方々も一緒にお腹いっぱい頂きました。

【みかん苗木植え】

今年から『ミカン園』スタートです。もち米水田として利用した田んぼに今年改造中のブルーベリー園から出た良質の“土”を入れて、みかん栽培に最適な高い畝を作りました。そして和歌山から仕入れた苗が今日到着!!

昼から総出で植え付けました。

【松枯れの伐採】

毎月進めている『和田山の松枯れ伐採』に今回も取り組みました。

【花壇植栽】

立派な花壇ができあがりました。「大阪府緑化配布事業」で頂いたカンツバキ、ヒラドツツジ、アジサイなどを植えました。

2月「里山保全活動」《2023年2月9日》

小春日和の暖かい天気に誘われ24名の会員が、里山保全活動に参加しました。

今日の活動は①11日イベント用の竹の伐り出し②東谷池谷筋の倒木処理③ほだ木へのシイタケ菌の植付です。

 

11日のイベントは「竹炭焼き体験とピザ焼き」で、参加者にテーマの一つ「炭焼き」を体験してもらいます。

1月の活動で炭焼きを“練習”して数年ぶりの炭焼きですので窯の点検、竹割器具のチェック、手順の確認など会員の記憶をたどりながら万全の準備を行いました。

今日はイベントで使う孟宗竹の補充のため、いつもの竹林ではなく〔竹林の地主さんの〕民家での伐採です。

 

東谷池谷筋の倒木は2019年の台風で根こそぎ倒れ、谷間に埋まったコナラの大木です。この大木の生命力はすごいもので、根っこの一部が谷の斜面につながっていたため枯れることなく、天に向かっていくつもの枝から新芽をのばしています。

今日は、無理をせずできる範囲で伐採して谷筋の整理を行います。

伐採には散策道から垂らした4本の15mロープを伝って、チェンソーを担ぎ倒木まで下ります。現場に着くと枝のからまり具合を見定め、安全を確保できる枝から順番に伐っていきます。斜めになった幹の上での作業は足場の確保もままならなず、体力と高度なチェンソー操作技術がいります。

玉切りにした大きな幹をロープに結び付け力を合わせ引っ張り上げ、軽トラに積み込みます。倒木の2/3ほどを切り終わってお昼となり、あとは次回に残し広場に向かいました。

 ランチメニューはいつもの美味しいカレーです。昼の日差しを浴びながら、石垣に腰かけ、お腹いっぱい頂きました。

シイタケ菌の植付となるほだ木は、1月里山保全活動の日に別所池の道筋に覆いかぶさった木の除伐で入手した約50本のコナラです。朝から菌の寸法に合わせたドリルで穴をあけ打ち込みました。

打ち込み終わるとシイタケ園に運び67年たって役目を終えた木と入れ替わりに並べ、スプリンクラーも設置して来年以降のシイタケ収穫を準備しました。

1月里山保全活動「竹炭焼き」 《2023年1月12日》

先月の里山保全活動から取り組んできた“竹炭焼き”、いよいよ今日は炭焼き窯に詰め翌日点火の計画です。

 

参加者を3窯にそれぞれ配置。焚き木は「竹酢液」の純度を保つため枯れた竹が必要、4名で“双和さんの山”へ出かけました。

 

1ヶ月前から70㎝以下の長さ(窯の奥行に合わせ)に寸切りして乾燥させていた竹を、専用の道具で四ッ割りにします。

次の工程では腹節(皿節)を落とし隙間なく窯に詰められるように、「トントン」とテンポよく節を落としていきます。

節を落とした竹が揃ったところで、割り竹の三ケ月形を伏せるように隙間なく詰めます。
詰め終わると窯の蓋との間に着火用の割り木を積み、しっかり蓋を閉めます。

蓋がむき出しでは放射熱で窯の温度が上がりません。約20㎝の隙間を作り土留め板(鉄板)を立て、その間に土を入れ窯の前面を土で覆い保温します。


正午過ぎになると山に焚き木取りに行ってた一行が、なんと軽トラ2台に“枯れ竹”満載で帰ってきました。

 

―― ランチタイムです――

暖かくて美味しいカレーを作ります。

午後は焚き付け用の竹を寸切りし、割って窯前に積み上げ炭焼き準備完了です。

☆今日はここまで!! ☆明日早朝から点火します!

 

――点火――

翌日数名の有志が早朝から窯への火入れを行いました。

炊き付け後、着火は順調に進み10分ほどたつと煙突からモクモクと白煙が立ち上ってきました。

10時間ほど燃やし続けたのち、空気口管のみを残して土砂で覆い密閉しました(翌日空気口も密閉)。

 

2月のイベントで窯をあけ炭を取り出します。さて、うまく竹炭が出来ているでしょうか!
楽しみに待ちます。

2月11日(祝)のイベント「炭焼き体験とピザ窯でピザ焼き」でお会いしましょう!!!

2023年「安全祈願」 《2023年1月5日》

2023年の幕開けです!

年頭にあたり諸活動が安全に行え、ますます発展するよう恒例の『安全祈願』儀式を執り行いました。

今年も何と言っても第一の願いは“コロナ禍が終息”して、おもいっきり活動できた3年前の日常を取り戻すことです。また歳を重ねるごとに体のどこかに不具合が出始めた会員各位が、健康ですごせるよう併せて祈願しました。


廣田代表玉串奉奠

 里山保全平石代表玉串奉奠


みんなで「乾杯!!」

雨山「龍王社」注連縄奉納  《2022年12月28日》

2022年グリーンパーク熊取活動の締めくくりとして、雨山神社拝殿前の鳥居に注連縄を取りつけに行きました。

天気は晴天で気温も暖かく、一行は注連縄を背負って一気に山頂に上りました。

「龍王社」の周りを清掃して鳥居の注連縄を外し、熱い願いのこもった新しい注連縄を取りつけました。



社殿の護り木、ヤマモモにも注連縄を張りました。


来年こそはコロナ禍が終息し、世界の紛争が終わって平和な日常が訪れますように念じつつ御神酒で乾杯し、活動納めとしました。

迎春準備「門松づくり」  《2022年12月23日》

大掃除、しめ縄づくりと、この数日新年を迎える準備に取り組み、いよいよ締めの行事「門松」を作りました。

この日も、この冬最強の寒波がやってきて広場のグラウンドは使用できず、エントランスに孟宗竹や梅の木、南天、葉牡丹、クマザサなどの材料や工具を持ち込み長年培ったノウハウを生かして製作にかかりました。

鉢は一斗缶に荒縄を巻き仕上がりは上々。

一番難しいのは孟宗竹を斜めに切る作業。ひと鉢3本の切り口がピッタと揃うように丸鋸で伐ります。今年は順調で6本とも大変うまくできあがりました。

去年の写真も参考にしながら縄を巻いた鉢に、縁起物の材料を飾り付けると、

立派な門松が“威風堂々”と仕上がりました。

くる年のコロナ退散・世界平和到来を願い、ふれあい広場の玄関先に据え付けました。

 
『素敵な新年、やってこ~い!!』


11月里山保全活動  《2022年11月10日》

今月は24名が参加し、間もなく実施されるイベントの山林へ出かけ、安全に行うための手入れをしました。

【大阪山の日活動山林整備】

枯れた松の除伐「大変でした!!」


【昼食は豚汁にコロッケ付き】


【南中学校間伐体験山林整備】

南中学校の間伐目印となる番号を表示

10月里山保全活動  《2022年10月13日》

10月も半ばなのに夏日が続く中、24名の会員が参加して10月の里山保全活動を行いました。

午前中は3年間で150本の間伐を予定している『野田地区』に行きました。

また、菊グループも11月初めの文化祭に向け、展示用の孟宗竹伐りを行いました。


野田地区間伐


山から運び出し

 

菊展示用孟宗竹の伐りだし


久しぶりに女性グループによるカレーの炊き出しがあり美味しく頂きました。


午後は東小学校4年生の遠足で訪れる『さや池』の草刈を行いました。

後日行われた東小学校遠足では事前の草刈で安全に行事が実施でき、大変感謝されました。

「根来山げんきの森」ハイキング 《2022年10月6日》

秋のさわやかな一日を手軽に楽しんでもらえるハイキングコースとして、根来山げんきの森に出かけました。

極端に暑かった初秋でしたがこの日は一転して秋らしい気温の中、14名が参加しなだらかなトレイルルートを散策しました。

80種類以上の樹木や秋の野草の中をメンバーは興味津々で観察しながら、1.5kmの道のりを、何と1時間半かけて楽しみました。


午後は隣接した「緑花センター」へ足を延ばし、花壇を真っ赤に彩ったケイトウや、

一日に白から桃紅色に変化するスイフヨウに感嘆しながら庭園を一周。

温室の熱帯植物を見学。

花好きなメンバーはすっかり堪能してハイキングを終了しました。

和田山周辺整備 《2022年9月26日》

10月には各小学校の遠足や野鳥観察など久しぶりに和田山利用が増えます。

そのためにハイキング道の枯れ松処理や登山道に差し掛かる枝払い、展望台や駐車場の草刈りを行いました。

 

【頂上から新池展望台ルートの枯れ松処理(ルート⑬~⑥)】


【新池展望台、アプローチ道枝払い(ルート④~⑥)】


【東谷池堰堤】


【第二駐車場までのガードレール沿い】


【駐車場と広場周辺】

9月里山保全活動  《2022年9月8日》

今月の活動はふれあい広場の桜と栗の枯れ木伐採




新池散策道のイロハモミジに覆いかぶさった雑木伐採


新池散策道の枯れ木伐採を行いました


7月里山保全活動 《2022年7月7日》

7月7日の七夕の日、夕暮れには「ささのはさらさら」と涼しい風がそよぐはずですが、30℃を超す猛暑の中7月の里山保全活動を行いました。

今日の活動のメインは“野田地区山林”のヒノキ間伐です。

ここは大阪府からの依頼を受けて、グリーンパーク熊取が3年間で120本の間伐を行う場所です。山に入って3班に分かれ、11本のヒノキを伐採しました。

午前中で作業は完了し、ふれあい広場に戻ると、野菜たっぷりの夏カレーが待っていました。熱中症対策のためにも、先ずはしっかりと栄養補給!!

お代わりしてお腹いっぱい頂きました。

午後からは熱中症にならないように、こまめな水分補給と休憩をとりながら、間伐してきたヒノキで薪づくりです。

最近キャンプやピザ焼きのお客さんが多く、例年にも増して薪が多く使われています。

薪用に玉切りし、続いて薪割。

 

今回、初参加の新入会員は剣道7段の師範代。正眼に構え斧(ヨキ)を振りおろす姿の見事さ。あっと言う間に32束できあがりました。

また、別所池から駐車場に通じる道にはダンチクが生い茂り対向車の見通しがききません。さらにコナラの枝が道路に垂れ下がり、マイクロバスなど、車高の高い車の通行の邪魔になります。これらの草刈り、枝払いも行いました。

 

作業終了後は道具の整備を行い、反省の意見交換をして一日の作業を終了しました。

 

“ちなみに8月の里山保全活動は「お休み」で~す!”

腐葉土取り出し 《2022年6月8日》


12月下旬に採取してきた落ち葉とともにヌカ、発酵剤、を木枠に投入、その後毎月切り替えし、約5ヶ月たって今日取り出して、袋詰めにしました。


一袋30ℓ入りが125袋できました。


菊栽培に使うには、できた腐葉土の小枝を取り除き、腐葉土を細くする“モミモミ”、など培養土作りはこれからが大変です。

6月里山保全活動 《2022年6月9日》

先月の「里山保全活動」は雨天のため中止しましたが、今日は晴天のもと熱中症に注意を払いながらの活動となりました。

 

活動のテーマは①和田山の枯れ木や倒木の処理、②炭焼きかまどの整備、③田んぼやブルーベリー看板周りの草刈りです。

 

和田山の山頂へ登る道筋に大きな倒木があり、撤去作業に取り組みました。

おそらく3年前に大阪を直撃した台風19号によるものでしょう、とても大きくチェンソーで玉切りしましたがとっても難儀しました。

午前中で何とか片づけましたが苦難のため写真も撮れませんでした()

また松枯れも山腹のここそこに散見されます。数本伐採しました。


炭焼き窯はドラム缶を利用したグリーンパークオリジナルのかまどですが、使用後のメンテナンスがとても大切です。特にさび止めの処置が重要です。

防錆油として最適なのは家庭で天ぷらやフライ料理に使った廃油です。

ひと月ほど会員から集めた油を竹の先に巻いたウエスに染み込ませ、ドラム竈にまんべんなく塗ります。また、入り口の蓋にも塗り付けます。

これで次の炭焼きまで錆びることはないでしょう。


草刈り班は休耕中の田んぼや畑の草刈り。

そして72日のブルーベリー狩りが間近に迫った案内看板が夏草が茂り見づらくなっています。周りの草を刈り見通しを良くしました。

開園したらたくさんのお客さんが来園していただけるよう、暑さに負けず頑張りました。

 

昼食は美味しい“夏野菜カレー”で英気を養い、午後も残りの作業に取り組みました。

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