「大菊の福助仕立てに挑戦」 第2回 《2020年8月1日》
前回7月11日開催時以降、東京はもとより大阪やその他日本各地でも新型コロナウイルスの感染者が急増し、この状況にいつ歯止めがかかるのか不安な日々を過ごす毎日です。このような時こそ花の手入れで癒しのひと時が過ごしたいものです。
今回も前回同様ソーシャルディスタンスを取りながら進め、7月11日の挿し芽講座より3週間、いよいよ5号鉢への定植です。うまく発根しているか、スタッフも気になりながら15名の受講生を迎え、講座の開始です。気になる苗の生育状況は、本年は梅雨入り後の長雨で日照不足となり、苗の生育管理が非常に難しい状況でした。しかし、受講生の頑張りで、予想よりも好成績で、枯れてしまった苗もありましたが、その分は用意した予備苗を補充配布し、全員が5本の苗で次の工程に進める事が出来ました。
数工程を工程ごとに説明をしながら5号鉢に定植していきました。ポイントは培養土の突き固め、苗の位置決め等で、グリーンパークスッタフのサポートで、経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていきました。一連の工程作業終了後、定植以降の管理ポイント、施肥のタイミング、成長抑制薬のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等、初めての方には少々難しいポイントの説明ですが、熱心にメモを取っていただいていました。閉会後は備品回収や清掃に参加者も積極的に参加していただき、ありがとうございました。
次回9月5日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事と新型コロナ感染予防に最大のご注意を払っていただく事を願いながら受講生を見送りました。
「大菊の福助仕立てに挑戦」 第1回 《2020年7月11日》
コロナ禍によりグリーンパーク熊取のイベントも3月以降次々と中止せざる得なくなりましたが、花好き菊好きの方々のためにぜひとも講座を実施すべくいろいろ検討して、3密対策を行った上で、久々のイベントを実施する事が出来ました。
「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で草丈30㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。「福助」の名前の由来は大輪の花が咲いたその姿が「福助人形」の様に頭でっかちになる所から付けられたというのが通説になっています。
小鉢なので場所をとらない、作業の負担が少ない。持ち運びが容易である。などの理由で近年特に女性にも人気のある菊づくりです。今年の受講者は15名(男性7名女性8名)でした。その内初めての方が7名で、残りの方は複数回の参加経験があるリピーターでした。
3回シリーズの第1回目として、刺し芽の手順説明の後、グリーンパークメンバーにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながら順調に進行し、3週間後の次回、鉢上げ時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、今後の管理要領を説明し終了しました。熱心にメモを取られる姿もあり、各受講生の意気込みが感じられた講座風景でした。
大菊の福助仕立てに挑戦 第3回 管理作業 《2019年8月31日》
3回シリーズの講座も7月6日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。昨年は台風21号が近畿地方襲来予報の直前開催となりましたが、今年は台風接近の心配もなく、穏やかな天気のもとの開催でした。受講生の出席は14名(3名欠席)
受講生持参の7月27日に5号鉢に定植した苗も成長不足の苗も若干見受けられたものの概ね順調な生育状況でした。
このような中で講習スタートし、作業開始。止め肥として固形肥料、そして増し土、オルトラン(防虫剤)散布、水苔置き、支柱立てと順調に作業が終了。
リピーターの受講生は手早く、初めての参加受講生にはサポーターが丁寧に指導しました。最後に十分な灌水で作業終了。
後半は、今後9月下旬までに蕾が付き、10月下旬の開花までの大事な生育期間中の灌水と液肥、Bナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、開花時の輪台取付方法等を説明、まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に熱心に耳を傾けられ、全員の意気込みが感じられました。
最後に「熊取町秋の文化祭 菊花展」の「受講生福助作品の展示コーナー」に、ぜひ全員の出品をお願いすると共に、来年の再会を約束し、終了しました。
大菊の福助仕立てに挑戦 第2回 鉢上げ 《2019年7月27日》
開催前日の朝に突然発生した台風6号が開催日午前中に近畿地方に接近の予報に心配しましたが、小型台風なので、予定どおり開催決定。
前回、7月6日の挿し芽講座より3週間、今日は5号鉢への定植です。うまく発根しているか、スタッフも気になりながら16名の受講生を迎え、講座の開始です。
気になる苗の生育状況は、本年は梅雨入りが平年より遅かった影響で、苗の生育期間中は雨や曇天が多く、少し生育管理が難しい状況でしたが受講生の頑張りで昨年より好結果となりました。
多少ダメージを受けた苗もあり、不足した分は用意した予備苗を使い、全員5本の苗で工程毎に説明をしながら5号鉢に定植していきました。グリーンパーク熊取のスタッフのサポートで、経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていきました。
今回定植以降の管理がポイントになり、施肥のタイミング、成長抑制薬のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等初めての方には少々難しいポイントですが、熱心にメモを取っていただいていました。帰り際はタイミング悪く、どしゃ降りの雨となってしまいましたが、雨の中、5鉢の苗を大事にしながら帰路につかれました。
次回8月31日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事を願いながら受講生を見送りました。
大菊の福助仕立てに挑戦 第1回 挿し芽 《2019年7月6日》
「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で草丈30㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。「福助」の名前の由来は大輪の花が咲いたその姿が「福助人形」の様に頭でっかちになる所から付けられたというのが通説になっています。小鉢なので場所をとらない、作業の負担が少ない、持ち運びが容易である、などの理由で近年特に女性にも人気のある菊づくりです。
今年の応募者は17名(男性10名女性7名)参加者でした。内初めての方が3名で、残りの方は複数回の参加経験があるリピーター参加者でした。
3回シリーズの第1回目として、刺し芽の手順説明の後、グリーンパークメンバーにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながら順調に進行し、3週間後の次回、鉢上げ時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、今後の管理要領を説明し終了。
熱心にメモを取られる姿もあり、各受講生の意気込みが感じられた講座風景でした。